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Apr 21.2026

「FINE TUNINGは、愛そのもの」旅するオムライスアーティストZenが語る、FT加工という関心のかたち

住所非公開・完全予約制の伝説的レストラン「ワニのニワ」の元代表であり、現在は「旅するオムライスわにのいま」として全国を巡る、オムライスアーティストのZen(善)さん。

世界で活躍するアスリートや著名人を含む、多くの人々に「命と向き合う一皿」として振る舞い続けている「未完成オムライス」は、食べる人の人生に寄り添う、特別な一皿として知られています。

そんなZenさんが、日々の料理、空間、そして自身の生き方に深く取り入れているのがFT加工®︎です。食材や調理器具、店の空間にまでFT加工®︎を施す、その背景にある想いを伺いました。



「FTは、僕の代わりに愛を注いでくれるテクノロジー」

インタビューの冒頭、Zenさんは少し間を置いてから、静かにこう切り出しました。

「僕にとってFTは、愛なんですよ。僕の代わりに愛を注いでくれるテクノロジーなんです」

そして、こう続けます。

「愛というものは関心なので、愛の反対は無関心だったり不安だったりするんですよ。その反対は、関心だったり安心だったりするわけです。僕にとっては、それがFT—ファインチューニングなんです」

料理の現場に立ち続ける人が、食材や道具に対して日々注ぐ関心。その関心を、自分ひとりの手では注ぎきれない部分まで補ってくれる存在として、ZenさんはFT加工を位置づけています。

だからこそ、と彼は言います。

「ファインチューニングしてる時は、なんか安心だし、常にこの子たちに関心を持ってくれてる、僕の代わりに。そういう思いがあるので、すごい安心するんですよね」

料理、空間、すべてを整える。確かな自信という、静かな安心

Zenさんの「整える」対象は、食材だけにとどまりません。

「基本的には全部にかけてます。電子レンジとか、電磁波を発するもの、冷蔵庫、製氷機系は全部かけてますし、今日作ってきた材料とか、使う材料にも一つひとつかけて。お店の空間とか、器も全部かけています」

電化製品、食材、器、空間——生活のあらゆるレイヤーにFT加工®︎が行き渡ることで、Zenさんの中には「整えているから大丈夫」という確かな自信が生まれているといいます。

「不安要素っていうのは、ないです。そこに関してはないですね。不安になるんだったら、自分の心だけだよ、みたいな感じになるので」

世の中には、さまざまな不安がある。Zenさんは、その代表例として電磁波や5Gを挙げます。

「みんな不安に思うじゃないですか。『大丈夫かな』って。妊婦さんだったらIHは大丈夫かな、とか。そういう不安は、全くなくなったんです」

外側にある無数の不安要素を、ひとつひとつ関心に変えていく。FT加工®︎は、そのための実践的なツールとしてZenさんの日常に組み込まれています。

「料理の深さは、関心の深さと、イコール」

では、FT加工®︎を使わずに、同じような状態を作ることは可能なのか。Zenさんは、こう答えてくれました。

「作れなくはないんですよ。電子レンジに毎回挨拶して『今日もいいね、ありがとうね、調子いいね』って言ったり、フライパンにも毎度毎度気にかけてあげる。それができていれば、FTを使う必要はないと思います」

「でも、それを全部100%できるかって言ったら、かなり難しいわけじゃないですか。そういうのを含めて、テクノロジーで補っているという感じなんです」

そして、このインタビューの中でも特に印象的だった一節がこちらです。

料理の深さって、関心の深さとイコールだと思うんですよ。自分が関わって使っているもの、食材、調理器具に、どれだけの関心を持っていますか——という感覚。それに関して言うと、FTはとても重宝します」

料理の質は、技術や素材だけで決まるものではない。そこに注がれている関心の深さこそが、一皿の深さを作る——プロの料理人として第一線に立ち続けるZenさんだからこその言葉です。

どん底を経て、流れに身を任せる料理へ

Zenさんの現在のスタイルは、ある大きな転換点を経て生まれたものだといいます。

「人生でどん底を味わったタイミングが、4年前くらいにあったんです。少年にあったんですけど……それまでの料理というのは、どういう味になるかとか、どういう風に綺麗に見せようかとか、どうやったらインパクトを与え映えるのか、ということばかりを結構大事にして考えていたんです」

しかし、その時期を経て、大事にするものが変わったといいます。

「今のオムライスに関しては、なんか流れに身を任せたら、あの形になった、という感じで」

日々追われていると、いちばん忘れてしまうものがある。Zenさんは、それをこう表現します。

「日々何かに追われてると、いちばん忘れちゃうのが、やっぱり感謝とか、自分を大切にするとか。本当にいちばん大事なところなのに、いちばん疎かになっちゃうじゃないですか。そういうのを忘れないようにするルーティンなんですよね」

FT加工®︎は、機能の話であると同時に、「忘れがちな大切なこと」を毎日思い出させてくれる装置としても、Zenさんの暮らしに根ざしています。

「僕にとって、FINE TUNINGは愛そのものです」

インタビューの最後に、Zenさんはひと言、こう締めくくりました。

僕にとってファインチューニングは、愛そのものです

愛とは関心。関心の反対には、無関心と不安がある。そして、その関心を自分の代わりに注ぎ続けてくれる存在として、FT加工®︎がある——Zenさんの語りは、FT加工®︎がもつ本質的な役割を、料理人ならではの言葉で静かに言い当てているように思えます。

FT加工®︎は、単に製品の機能を整える技術ではなく、日々の暮らしの中に関心と安心を取り戻すための実践でもある。Zenさんが体現するその姿勢は、FINE TUNINGが掲げるビジョン「ひとしれず世界を善くする」にも、深く通じるものでした。


旅するオムライスアーティスト・Zen(善)さん、ありがとうございました。

Zenさんの活動「旅するオムライスわにのいま」の最新情報は、Instagram などでご覧いただけます。

Instagram:https://www.instagram.com/waninoniwa0716

AUTHOR

この記事の執筆者

FINE TUNING INC. CEO / 技術研究者

Rio

カナダ・ブリティッシュコロンビア州のStylus Collegeを卒業後、電子楽器大手のRoland社に入社。デジタルシンセサイザの開発などを担当。2020年にシステム・アプリ開発会社を設立し独立。 2021年、デジタルデータを応用して対象を最適化するという、全く新しいテクノロジーの着想を得る。この技術が未来の様々な課題を解決する無限の可能性を秘めていると確信し、その研究開発と社会実装をリードするため、FINE TUNING株式会社を設立。

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